麻酔の拮抗薬の語呂合わせ・覚え方

重要な麻酔薬と拮抗薬の一覧

まず一覧にまとめてみました。

薬物 拮抗薬 拮抗薬の作用
揮発性麻酔薬 イソフルラン
セボフルラン
デスフルラン
なし (呼気中に排泄されることにより,麻酔作用が消失)
ベンゾジアゼピン系 ジアゼパム
ミダゾラム
フルマゼニル GABAA受容体に作用.
オピオイド モルヒネ
フェンタニル
ペチジン
ナロキソン μ,δ,κ受容体などに作用.
非脱分極性筋弛緩薬 ベクロニウム
ロクロニウム
コリンエステラーゼ阻害薬

(エドロホニウム,

ネオスチグミン)

コリンエステラーゼ作用を阻害.
※ACh増加により徐脈,気管支収縮,蠕動亢進などの副作用を生じるため,抗ムスカリン作用をもつアトロピンを併用.
スガマデクス 筋弛緩薬を包接により直接不活化.

*QBを参考

作用はいいとして、最低でも拮抗薬を覚えましょう。

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麻酔の拮抗薬の語呂合わせ

語呂合わせ
1、ベンゾジアゼピン系→フマゼニル

  「便を混ぜるな!」

2、オピオイド→ナロキソン

  「OPI好きなロッキー」

3、非脱分極性筋弛緩薬→スガマデックス

  「痴漢デラックス」

おまけ・・・下の二つも重要なので要チェックです。

  ※ヘパリン→プロタミン

   「へばるな!プロだろ!

  ※アセトアミノフェン→アセチルシステイン

最後のヘパリンの中和薬が”プロタミン”であることも過去問に出ていたのでおまけで覚えておいてください!!

ちなみに、小児の解熱鎮痛薬でアセトアミノフェンが推奨されているのは、拮抗薬があるからみたいですね。

医師国家試験例題 111I26

111I26
薬物とその拮抗薬との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
aアセトアミノフェン ——— アセチルシステイン
bバルビツール酸 ——— フルマゼニル
cワルファリン ——— ヒドロキソコバラミン
dフェンタニル ——— エタノール
eヘパリン ——— プロタミン

解答: a,e

【解説】

a 正しい。アセチルシステインはアセトアミノフェン中毒の解毒剤として用いられる。
b バルビツール酸に対する拮抗薬は存在しない。フルマゼニルはベンゾジアゼピン系薬の拮抗薬。→便を混ぜるな!!!
c ワルファリンにはビタミンKが拮抗する。ヒドロキソコバラミンはビタミンB12である。
d フェンタニル(オピオイド)の拮抗薬はナロキソンである。エタノールは関係ない。→OPI好きなロッキー
e 正しい。ヘパリンの拮抗薬はプロタミンである。

※一部、https://medu4.com/111I26 より引用

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