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wallenberg症候群(延髄外側症候群)の症状
ワレンベルグ症候群とは、延髄の外側がやられることによって生じる、一連の症状のことを指します。
主に後下小脳動脈や椎骨動脈の閉塞により生じます。
症状は以下の通り多岐にわたります(スルー推奨・・・)
障害側と同側に
嘔吐、悪心
幻暈(めまい)、眼振
これらは前庭神経核(聴神経(Ⅷ)感覚核)の障害による。球麻痺(嚥下障害、構音障害、嗄声)
カーテン徴候
これらは疑核(舌咽神経(Ⅸ)・迷走神経(Ⅹ)運動核)の障害による。味覚障害
孤束核(舌咽神経(Ⅸ)・迷走神経(Ⅹ)感覚核)の障害による。上下肢の小脳症状
下小脳脚の障害による。ホルネル症候群
交感神経下行路の障害による。顔面の温痛覚障害
三叉神経脊髄路核の障害による。障害側と対側に
頸部以下、体幹・上下肢の温痛覚障害
外側脊髄視床路の障害による。延髄外側の障害であるため、内側を通る錐体路(運動系の経路)や内側毛帯(深部覚の経路)は障害されないことが特徴である。
理屈で理解もできますが、いちいち思い出すのに時間がかかってしまうのでゴロで症状を覚えたほうが点は確実に取れるかと思います。
wallenberg症候群(延髄外側症候群)の語呂合わせ
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語呂合わせ
「我は極道の星」
我→ワレンベルグ症候群
ご→第Ⅴ脳神経障害
く→第Ⅸ脳神経障害
どう→第Ⅹ脳神経障害
ほ→ホルネル症候群
し→小脳症状
病気がみえる 脳・神経 の新版がでました!(2017年11月30日)